種まき
小松菜を育てるには、できるだけ有機物を多く含んだ肥えた土で育てましょう。そうすれば、育った時の小松菜は、味も食感もとても良いものになるはずです。もちろん日当
- たりと水はけがよい場所を選ぶことも忘れてはいけません。
- 小松菜の種を蒔く前に、土地を耕しておくことも大切です。小松菜は浅く根を張る野菜ですが、できるだけ深く耕しておいた方が効果的です。
- 種を蒔く2週間くらい前までには、苦土石灰を全体的に混ぜて土壌を中和しておきましょう。
- そして、１週間くらい前になったら、完熟堆肥や化成肥料を全体に加えると良いでしょう。
小松菜を育てる場合は元肥が大切です。
小松菜は成長が早く、収穫できるようになるまで短い期間ですむためです。特に夏などの気温が高い時期は早く成長しますので、元肥だけにしたほうが効果的です。
種を蒔く時の気温によって多少異なりますが、小松菜は寒い時期を除けば種を蒔いてから発芽するまで1～3日ぐらいです。小松菜は発芽するのに幅広い気温に対応できるため、１年中栽培することができますが、寒くなると成長は遅くなります。
種を蒔く前に、水を十分に与えて土を湿らせておきましょう。
- 種を蒔く深さは１cm程がちょうど良いと思います。後から間引きをする手間を考えれば、あまりたくさん蒔くことは避けた方がよいと思います。
- また、一度に種を蒔かずに何回かに分けて種を蒔いた方が、収穫の時期がずれるため、常に新鮮な小松菜を食べることができます。